■通信販売の現状
個人でネット・ショップを開設し、ビジネスとして活躍されている方は多く存在します。
多様化している格安での商品仕入れや、レンタルサーバー・独自ドメインの取得が格安でできるようになったのも、その一助になっています。 そして、ホームページの制作も容易にできるようになり、土台の構築においてはハードルが低くなっています。
社団法人日本通信販売協会(正会員375社)が2004年8月に行った調査によると、2003年度の通信販売業界全体の売上高は、推計で2兆7,900億円となり、前年度の2兆6,300億円に比べて、1,600億円の増加となっています。対前年度の伸び率は6.1%で、1999年度以降、連続して増加傾向を示し、調査開始以来の最高額となっています。
(出所:社団法人日本通信販売協会)
■インターネット通販に向く消費財・商品とは
インターネット・コマースに関する統計はあまり整備されていませんが、 総務省よりの調査では下記のような統計データがとられています。(2000年度)
| 消費財 |
比率(%) |
| 食料品 |
13.4 |
| 美容・健康・医療・医療関連品 |
7.9 |
| 衣料品 |
7.4 |
| 趣味・娯楽 |
6.9 |
| 服飾雑貨・貴金属 |
6.5 |
| コンピューター及び周辺機器 |
4.5 |
| 本・雑誌 |
3.8 |
| 酒類 |
3.4 |
| 家具・家庭用品 |
3.3 |
| 美術品・工芸品 |
2.9 |
| コンピューターのソフトウェア |
2.4 |
| 音楽CD・MD等 |
2.0 |
| 家電 |
1.8 |
| 有料情報サービス |
1.8 |
| 文具 |
1.4 |
| ホテル等の予約 |
1.4 |
| 自動車 |
1.4 |
| その他 |
31.2 |
また、購入層や購入商品などの実態については、2004年7月5日付での情報として、 情報通信総合研究所から発表されています。
(ご参考)「ブロードバンド&インターネット・ショッピング利用実態調査」
では具体的に、どういう商品がインターネット通販に向いているのでしょうか。
以下のような10のポイントが考えられています。
| @普通の店では見つけにくいもの |
実際はどこに売っているのかわからないような商品で、オリジナリティーを強調することで、好奇心・購買欲を刺激する。 |
| A多くの説明が必要なもの |
健康グッズ、ダイエット食品、化粧品、美容関係
・・・インターネットで多くのメリットを強調できる。 |
| B製造者の価値が訴求できるもの |
産地直送食品、自然食品、職人さん手づくりの商品など |
| C値段の相場がわかるもので、とにかく安いもの |
大手との価格競争に気をつけなければいけないが。 |
| D繰り返し購入されるもの |
お米やペットフード、各種生活雑貨など |
| Eコレクション的なもの |
古物商での取扱品やレアなグッズなど |
| Fプロ志向なもの |
プロ仕様のダイバーウォッチやゴルフ用品など |
| G全く新しい機能があるもの |
マイナスイオンの出る家電など |
| Hアイデア商品 |
家事が楽になるグッズなど |
| I店で買うのが恥ずかしいもの |
厚底靴など知られたくないものやアダルトものなど |
比較的容易にインターネット・ショップを開設し、多くのユーザーに支持されるジャンルとしては、@、A、D、H、Iあたりでしょうか。
このジャンルに絞って、販売商品・ターゲットについてマーケティングするのが、ベターだと言えるかもしれません。
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