(1)銘柄選択の基準
負けない投資法、負けにくい投資法を実践する上で、まず銘柄選択は以下の基準で行います。
1.経営が安定しており、好業績である会社
理想は有利子負債がゼロ、あるいは大幅に負債削減をしている企業で、増配が見込めるような企業を対象とします
2.国際競争力があり、知名度の高い企業
成長性を考慮する上で、国際競争力があるかどうかは欠かせないポイントとなります
3.1日の出来高が数十万株以上の銘柄
出来高の少ない銘柄は株価変動法則が当てはまらないことが多く、除外するべき
(2)底値買いの徹底
通常はどの銘柄もBPS(1株あたり純資産)の増減・推移を基本として、株価が変動します。
毎年黒字を計上して、BPSが増え続ける企業の株価は、上げ下げを繰り返しつつも、結局は上昇トレンドが続くことになります。
その中における上下の振れに関しても、重要な法則があります。
つまり、下げ止まる位置についてですが、BPS付近まで下げてくれば、それ以下にはならない、あるいは非常になりにくいという法則です。
株価をBPSで割ったものがPRR(株価純資産倍率)ですが、これが限りなく1倍(企業の精算価値と同等)に近づくほど、株価も下げ止まるという法則が多くの銘柄で当てはまります。
底値を判断する上で、BPSを重要な指標として用いるのがベターだと考えられます。
(3)時間差の分散買いでリスクを軽減する 法則に従って動く銘柄の場合、BPSに近い株価が底値になりますが、それでも底値を予測することは不可能です。上下にある程度の幅を見込む必要があります。
BPS500円で現在株価が600円のような場合
600円で1回目の買い
500円で2回目の買い(平均単価550円)
400円で3回目の買い(平均単価500円)
このように、想定される底値のある程度の幅の中で、2〜3回に分けて仕込むわけです。
底値付近で仕込んだ後は、波動法則に基づいた上昇トレンドになるのをじっと待機します。
とにかく株式投資の基本はいうまでもなく、"安く買って高く売る"ということですから、底値を見極める方法として、BPSという指標を参考にするのは有効だと思います。